英検4級から1級までの道のり 本文へジャンプ
英検を大学入試で利用しよう!!


 中学1年生の終了までに英検準2級を取得しておくと、高校卒業までの英検1級取得も、夢では無くなります。

 中学1年生の時点で英検準2級を取得するためには、中学校へ入学してから、他教科と同様に英語を始めるのでは、少々遅すぎます。小学校の時に英検4級を取得することで(理想的には3級取得)、現実的な話となります。

 

  ◎英検1級合格パターン@(中学2年生時に2級合格)

  3級(小学校)準2級(中学1年)2級(中学2年)
                  →
準1級(高校1年夏)1級(高校3年夏)

 

  ◎英検1級合格パターンA(中学3年生時に2級合格)

  4級(小学校)3級(中学1年)準2級(中学2年)2級(中学3年)
                  →
準1級(高校1年冬)1級(高校3年夏)

 

中学2年終了時までに2級を取得すれば、高校1年の夏には、それ程無理なく、準1級が突破できるでしょう。私の実体験から、準1級から1級取得までは、少なくとも2年は必要です。(但し、そのためには、週末を除き、毎日1〜2時間勉強するという条件が付きますが…。)

 

 「そんなの無理だよ!」「不可能だよ!!」と思っている学生の皆さん。なぜ、こんな話になるのか、と言うとちょっと理由があるんです。

 今後のカリキュラムの改訂で、文科省以外の外部団体の認定された英語試験として、英検も含まれますが、大学のAO入試や推薦入試は、おおよそ9月頃から願書受付が始まります。ですから、その時点に間に合うには「高校3年の夏までの英検1級取得」が必要、という結論になります。

 

 現在の大学入試を見てみますと、「AO入試」や「推薦入試」の出願条件に、英語資格として、英検・TOEIC・TOEFL・IELTSのどれかが必要となるケースが大半です。


そして、一般入試の場合、基準点をとる時期が、事実上、高校3年次にクリアした試験しか認定してくれませんので、高3時に取得することが、前提となります。 

 

「そんなの無理だよ…!」と、まだ思っておられる皆さん、特に新高校1年生。以下のパターンはどうでしょう?!

 

  ◎英検準1級合格パターン@

   4級(中学1年)3級(中学2年)準2級(中学3年)
                  
2級(高校1年)準1級(高校3年夏)


このパターンは、高校1年時終了までに2級を取得することで、高校3年夏までに準1級を突破するスケジュールです。既に示した4つの外部英語試験の中では、英検が最も取得し易いでしょう。現在の日本の英語教育に最も近い形式の試験を出題するからです。ともかく、目標の大学の要求に答えようとするならば、越えねばならないハードルです。大学受験には「王道」はありません。継続的な努力をした者のみが歓喜する場所、それが「志望校合格」の境地なのです。